お子さんの発達を確認する「乳幼児健診」
この記事を読んでいるということは、4ヶ月検診でひっかかり、不安な気持ちを抱えていらっしゃるのかなと思います。
わたしも息子が4ヶ月検診でひっかかり、不安でいっぱいでした。
同じように悩む方の少しでも参考になればと思い、当時のことを振り返りながら記事にしました。
目次
4ヶ月検診で言われたこと(生後4ヶ月1日目)
4ヶ月検診では「股関節の開き」と「首の座り」の項目で引っかかりました。
具体的にお話ししますね。
股関節の開きに関して
股関節の開き具合が左右対称ではないと指摘され、
母子手帳の「股関節開排制限」の「あり」に丸をつけられました。
また、市民病院への紹介状を渡されました。
↓わかりにくいかもしれませんが、左足が右足ほど開いてないです
ですが、息子自身に足が動かしにくそうな感じもなかったので、4ヶ月検診で指摘を受けるまでまったく気づきませんでした^^;
首の座りに関して
「首はだいぶしっかりしているけど、ちゃんと確認するため」ということで来月再検診になりました。
(来月4ヶ月検診を受ける子たちと一緒に、もう一度保健センターで再検査)
「縦抱きにすると自分で首を支えようとするから強くなる」と言われました。
「よく縦抱きにしているのにな〜」と心の中で思いました。
うつ伏せにすると首を持ち上げるので首に力がつくと言われますよね。
あまりうつ伏せにしなかったのがいけないのかと思って、嫌がらない範囲でうつ伏せにもするようにしました。
↓頑張って持ち上げています^^
はじめての子育てでしたし、他の子と首すわりを比べることもなかったので、首すわりが遅いということにも気づいていませんでした。。
当時ネットで調べたときに、「首すわりが遅いと運動神経が悪い」という情報を見かけ不安になりました。。
ですが、4歳のいまではでんぐり返りや鉄棒で前回りもできる、運動が大好きな男の子です。
特に運動神経が悪いとは感じませんよ(私自身は運動神経切れてるレベルですが・・笑)。
頭の形に関して
息子は向き癖があって頭の形が歪んでいました^^;
頭の形については「脳が発達するにつれて、脳みそが内側から圧迫するからなおっていくよ」と言われました。
「家族に極端な絶壁や変形している人がいないなら心配しなくていい」とも。
身長と体重に関して
「身長の増加に対して体重の増えが少ない」と言われました。
息子は母乳のみで育てていて、ミルクは飲ませようとしても飲まなかったんですよね・・
哺乳瓶を変えたり色々と試行錯誤しましたが、結局ミルクを飲んだのは産院でだけです。笑
それでも大きくなりましたよ。
色々試して飲まないなら、もう仕方がないと思います。赤ちゃんも必要と感じたらミルクを飲むと思いますよ^^
4ヶ月検診で色々と指摘されましたが、
- 股関節の開きで市民病院整形外科を受診
- 首すわりで保健センターで再検査
になりました。
ここまで引っかかった方はいるのでしょうか?
すんなり終了すると思っていた私は大ショックでした・・
市民病院診察①整形外科受診(生後4ヶ月4日目)
さっそく市民病院を受診し、整形外科で股関節の開きを診てもらいました。
足をM字に曲げた状態と、足を伸ばした状態でレントゲンを撮りました。
もうね、ギャン泣きですよ・・・
レントゲン台に乗せられたらそりゃ怖いですよね。
この時に整形外科の医師からは「抱っこの際に足をM字形になるように気をつけることで様子を見るように」と言われました。
▽M字形がよくわからないという方は、こちらの動画がわかりやすいです。
抱っこの時に赤ちゃんの足が伸びた状態にしないように気をつけるのがポイントです。
ひとまず、ホームケアで様子をみて1ヶ月半後に再度受診することになりました。
4ヶ月検診の再検査(生後5ヶ月1日目)
前回の4ヶ月検診から1ヶ月後のこの日は、保健センターで首すわりの再検査。
再度前回と同じ首すわりの検査をしましたが、やはり首が座っていないと。
「仰向けに寝かせてから手を引っ張った時に首が後ろに倒れてしまうから、念のために市民病院で診てもらってほしい」と言われました。
こちらは市民病院小児科への紹介状を受け取りました。
市民病院の整形外科と小児科のW通いが決定しました。
今でこそ何も問題なく大きくなったからよかったけど、当時は泣きたい気分でした。
市民病院診察②小児科受診(生後5ヶ月4日目)
市民病院小児科で1回目の診察。
「首すわりが平均よりも遅い」と言われました。
出産のときの状況によって赤ちゃんに影響が出てくるらしく、
- 分娩に時間がかかりすぎなかったか
- 何週目の出産だったか
- 正常だったか
などを聞かれました。
(出産時とくに問題はありませんでした)
「首すわりはまだ完成されていないけど、ほぼ大丈夫と思う。だけど、問題ないことを確認するために脳をチェックしたいからMRIをとりたい」と言われました。
すごく親身な先生でひとつずつ不安を取り除くように話してくれました。
ですが、生後5ヶ月でMRI検査をすることになって「え、そこまでしないといけないの?」というのが本音でした。
このころ息子の首すわりはだいぶしっかりしていました。
自分で首を動かしていましたが、まだ不安定なのか少しカクカクした動きに見えました。
市民病院診察③MRI検査(生後5ヶ月12日目)
不安もありましたが、MRI検査を受けました。
赤ちゃんがMRI検査を受けるときは薬を飲ませて眠った状態で検査を受けます。
眠り薬の「トリクロールシロップ10%5ml」をスポイトで飲ませてもらい、授乳後眠ったところで30分間MRI検査をしました。
検査の最後、大きい音がするときに目が覚めて泣いていましたが、無事に検査終了。
赤ちゃんに眠り薬を飲ませるのは不安ですよね。
小児科の先生から「眠り薬で呼吸停止になるということは100%ない」と言われたので、それを信じて検査を受けることにしました。
市民病院診察④MRI検査結果(生後5ヶ月20日目)
MRI検査の結果を聞きました。
向き癖で脳みその形はキレイな丸ではありませんでしたが、「脳性麻痺の可能性はない」と言われました。
また、股関節に関してはこの日に整形外科で2回目のレントゲン撮影を行いました。
レントゲンで問題はみられませんでしたが、また経過を見ることになりました。
この頃は、息子を仰向けに寝かせてから手首をもって起こした時には必ず首がついてくるようになりました。
市民病院診察⑤整形外科3回目(生後8ヶ月目)
3回目の整形外科受診。
整形外科の先生が、小児科の先生にも股関節のレントゲン写真を見てもらったそうで「問題ない」と言われたとのこと。
「1日1回、足をM字にするポーズをとるように」と言われました。
↓M字のポーズは、親が赤ちゃんの足を手のひらで包み込むようにもち、こんなふうに足を曲げます。赤ちゃんの足は元々M字なので、無理なく曲げるとこの形になります。
足を曲げたときに「ぎゅっぎゅっぎゅ」と言うと、笑って喜んでいました。
おすわりもしっかりしてきて問題なさそうとのことなので、整形外科、小児科ともに診察終了になりました。
4ヶ月検診を受けてから4ヶ月間。病院通いがやっと終わりました。
まとめ:4ヶ月検診にひっかかっても異常があるとは限らない
今回は息子が4ヶ月検診にひっかかった時の体験談をお話ししました。
検診に引っ掛かると本当に不安な気持ちになりますよね。
(このブログを読んでさらに不安にさせてしまったら、ごめんなさい)
ですが、成長具合はあくまで平均的なものであって、個人差もあります。
4ヶ月検診にひっかかったからといって必ずしも発達に異常があるとは限りません。
その子なりの成長を見守りながら、お互い育児がんばりましょうね!
元気に成長してくれることをわたしも願っています^^
現在、息子は4歳。特に発達の問題もなく元気に生活しています。
ですが、当時は不安でいっぱい。
身近に4ヶ月検診にひっかかった子はいなかったので、ひたすらネットで検索していました。
あくまでひとつの体験談ですが、参考になれば嬉しいです!