4歳の息子を育てるなかで、ふと「図鑑ってあったほうがいいのかな〜?」と思い、調べるなかで出会ったのがこの本。
「頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」
なんて思っているお母さんにオススメの本でした^^
とくに私と同じように、小学校入学前のお子さんを育てるママが知っておくといい内容でした。
(小学生のお子さんがいるママさんにもオススメですが、読むのが早ければ早いほどいいと感じました。)
それでは実際に読んだ感想をお伝えしていきますね!
目次
本を読む前に思っていたこと
「頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」というタイトルをみてまず思ったのは、
「実家のリビングには、辞書も地図も図鑑もなかったぞ」
ということ^^;
子供時代を思い出すと、辞書は中学生の時に英語の授業で使っていた記憶があるくらい。
地図は社会の授業で、都道府県の名前と県庁所在地を覚えたような気がする・・?
また、ザ・図鑑という本は持っていなくて、子供部屋に「からだの仕組み」とかイラスト多めの本があったかな?という印象でした。
ですので、私の子供時代はこの本の帯のように、
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- リビングに本棚がある
- 壁に地図が貼ってある
- 地球儀が置いてある
- 図鑑と辞書がある
ような家とは違いました^^;
さらに、リビング学習はしていましたが、なるべく自分のものはリビングに置かないようにと言われていました。
そのため、「リビングに辞書・地図・図鑑があるおウチは何がいいのだろう?!」と興味を持ちました。
(頭がいい子の家のリビングとは違いましたが、小さい頃から絵本の読み聞かせをたくさんしてもらって、本好きに育ててもらったことは感謝していますよ^^)
「頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」から学んだこと
本から学んだことを3つにまとめました。
- 遊びと勉強を分けないこと
- 親の子供に対する関わり方が大切
- 辞書・地図・図鑑の選び方
順番にお伝えしますね!
学んだこと①遊びと勉強を分けないこと
辞書・地図・図鑑は勉強するためのものではなく、楽しんだり、遊んだりしながら使うのがいいそうです。
そのため、本のタイトルにもあるように、リビングに辞書・地図・図鑑を置くのが重要なんです。
たとえば、「岐阜県の多治見市でこの夏最高気温を観測しました〜〜」なんてニュースを耳にしますよね。
そのとき、リビングに日本地図が貼ってあれば「多治見市ってどこだろうね?調べてみようか」と声をかけて地図から探すことができますよね!
こんなふうに、日常で疑問に思ったときについでに調べることで、辞書・地図・図鑑を使っていけばいいのだそうですよ。
勉強のためにひとつずつ覚えるのではなくて、気になった時に調べることで知識が身についていくそうです。
すごく理想的な勉強だな!と思いました^^
学んだこと②親の子供に対する関わり方が大切
ただリビングに辞書・地図・図鑑を置いておくだけでは風景の一部になってしまうそうです^^;
置いておくだけで、子供が自主的に見てくれたら嬉しいですけどね。笑
そのため、親の声かけが大事になってきます。
ニュースで出てきた地名の場所を「地図で確認してみようよ」と言ってみたり、動物園に行ったときに「家に帰ったら、図鑑でも見てみようか」と声をかけたり。
また、子どもに「どうして、飛行機は飛べるの?」と聞かれたら、「どうしてだろうね〜?一緒に調べてみようか」と声をかけてみたり。
ちょっとした学びのチャンスを逃さずに、知識を得る機会にするんです。
なんだか大変そうに感じるかもしれませんが、親が全てを知っている必要はなくて、一緒に子供と調べていけばいいというのも気が楽になりませんか?^^
大人でも知らないことはたくさんあるので、子供と一緒に知っていけたらいいな〜と思いました。
また、日常での声かけの仕方は本の中にたくさん出てくるので、気になる方は読んでみてください。
>>頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある [ 小川 大介 ]学んだこと③辞書・地図・図鑑の選び方
辞書・地図・図鑑といっても、どんなものを買えばいいかわかりませんよね。
ですが、本のなかで具体的な商品名を教えてくれますので、選びやすくなりますよ^^
たとえば、図鑑にも3種類あって、
①ザ・図鑑タイプ
情報量が多くて、細い情報が整理されているタイプの図鑑。
▽学研LIVE
▽講談社MOVE
▽小学館NEO
②Q&Aタイプ
「空はなぜ青いの?」「お店の卵を温めるとヒヨコは生まれるの?」など子供が疑問に思うことを取り上げて回答していくタイプの図鑑。
▽よのなかの図鑑
▽からだふしぎ図鑑
③ビジュアル百科事典タイプ
幅広い情報を網羅しているタイプの図鑑。
▽こども大図鑑
▽ピクチャーぺディア
というように、いろんな種類があるんです。
図鑑ってまあまあいいお値段するので、選び間違えたくない気持ちありますよね。
どの図鑑はダメとかはありませんが、事前にどんな図鑑があるのか把握できるだけでも嬉しいですよね。
また、服がたくさん載っている女性誌だって図鑑の一種だし、「空想科学読本」など一見したら図鑑に思えないものも図鑑と書かれているのも「おもしろいな〜」と思いました。
私の友人で国立大学・理系院卒の子がいますが、学んだことを実生活に結びつけるのが本当に上手でした。
知識が豊富で話していると楽しかったですし、やっぱり頭が良かったですね。
試験勉強も短時間しかしないのに、いい成績をとっていて本質を掴むのが上手いんだな、と思っていました。
その友人も小さい頃は「空想科学読本」を読んだと言っていたので、勉強以前の知識の総量が多かったのだなと今になると思います。
ちなみに空想科学読本はこんな本です↓
▽ポケモンで科学を学ぶバージョンもありますよ^^
ポケモン付きから、科学好きな子に育っていくかもしれませんね。
まとめ:辞書・地図・図鑑を準備するのに早すぎることはない
今回は「頭がいい子のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」を読んだ感想と学んだことをお伝えしてきました!
中学受験のプロが書かれている本だけあり、参考になる部分が多かったです。
私は息子に対して「高い学歴を持ってほしい」とはあまり思いませんが、
「知的好奇心が高い子に育ってほしい」
「勉強は楽しいものと思ってほしい」
「受験で苦しい思いをしてほしくない」
とは思うので読んでよかったなと思う本でした。
実際に本を読んでから、リビングに日本地図を貼りましたよ^^
「面白そう!」と感じた方は、ぜひ読んでみてくださいね。
▽詳細はコチラ
「図鑑をどう使ったらいいか分からない」
「女の子でも図鑑って必要なの?」
「辞書がいるのは中学生になってからでは?」
「どうしてリビングに置くのがいいの?」